雨からの物語

心が鏡にうつる詩集

最後のタバコ

今日買ったばかりのタバコを一本吸った

そして残りはゴミ箱に捨てた

「もう何も言うことないからこれで終わり」

「ああ」

「タバコやめたんじゃなかったの」

「もらったんだ」

少しひっそりとした雰囲気を感じる

あまり好きじゃないかもしれない

今は帰り道を歩いている

すれ違う人たちが何かを話してるけどそれを避けるように離れながらすり抜けていく

まだまだ長い道のりで少し休憩したくなる

タバコを捨てたのを後悔し始めた

太陽が沈む瞬間を見たいと思って西の方の空を見る

それは中空で漂いシャッターがゆっくりと閉まるように落ちていく

空はオレンジ色に雲はピンクに染まる

少し目と鼻が痒くなってきた気がする

季節が変わり始めたのかもしれない

我慢できずに近くのコンビニのトイレに入る

鏡に自分の顔を映してしばらく睨む

目が少し赤くなっているように見える

水道の水でうがいをして顔を洗う

そこで目をこすりまくり水でバシャバシャやったりした結果この苦しみからは逃れられない